残念な出来事

残念な出来事

元厚生次官を殺傷させた犯人の動機は、「子供の頃かわいがっていた迷子犬を他人にほえる癖があるからと父親に処分された。やつらは今でも年間50万頭も処分している。」というものでした。


年金問題、後期高齢者がクローズアップされていて、こんな展開になるとは今でも信じられないけれど、


真実を突き止めるまで慎重に捜査中との事でした。


よく殺処分の件で行政を避難する人がいるけれど、そのしくみを作ったのは私たちの社会で、


嫌な仕事を引き受けてくれる人達がいる。


最近読んだ「カイの行くはずだった場所」では、処分場での最後の瞬間、自分のされる事がわかって恐怖のあまり放尿している場面も撮られて、もう一度読み返すには気が重い。


「そんな動物達を一頭でも減らしたい。より良い社会を作りたい。」と、活動している人達がいるのに、暴力に暴力を重ねてしまったら何も解決できない。


私が市民活動をしていた時、担当者との話し合いの中で


決定権を持つ獣医師資格のある担当者と命に対する尊厳での意見が食い違って苦労した事がある。


それでも将来の予想図を頭の中にもって、根気良く続ければ何らかの解決策はあるのに、この動機が本当だとしたら当事者を含め被害にあった家族まで不幸にするやり方が残念でならない。


浜松市保健所迷い犬情報は、4月1日より浜松市hpへ移りました。今の迷い犬情報はこちらです








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